容器の違いによるワインへの影響

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私は牛乳が好きだ。いや、本当に好きなのか? 小さい頃から「牛乳飲まないと大きくならないよ!」と両親に言われ続け、小学校の頃から中学まで毎日1リットルを飲んでいたのだが、身長は日本男子の平均身長…身長は遺伝の要素が強いということを身をもって証明したという、私にとって牛乳とはそういう存在(笑。

そんな因縁、いや長い付き合いもあってか、中学の頃に読んだ漫画「美味しんぼ(10巻)第7話:牛乳ぎらい)」で、牛乳嫌いな人が多い原因の一つは紙パックだ、と信じ、当時「ビン」「紙パック」「遮光紙パック」で牛乳を飲み比べをして「俺は味の違いが分かる男だ!」と悦に入り、「自称グルメ」の片鱗を感じさせる学生時代を今回、思い出してしまった。は、恥ずかしい…。

味の違いの原因は、もちろん容器の違いだけではないのだが、やはり何らかの影響を与えているとは思う。ワインに関してはどうだろう、容器の違いはワインにどのような影響を与えるのだろうか。今回は容器の違いによるワインへの影響について書いていきたいと思う。

まず、ワインの容器として、真っ先に思いつくのは、ガラスのボトル。スーパーなどでは、プラスチックのボトルもあるし、最近ではアルミ缶も見かけるようになった。その他にもバッグ イン ボックス(BIB)と呼ばれるワインを入れた袋(バッグ)を箱(ボックス)に格納するという容器もある。紙パックを使用したワインも販売されている。

この記事を書いた人は…

ITARU TESHIMA手島 格

自然派ワイン専門店『ピクール』店主2号。現在、ワインコンサル、ワイン販売、飲食店へのソムリエ派遣など、ワインに関わる多くのことに対応させていただいております。世の人が少しでも楽しく幸せになれるように「楽しませて、自分も楽しんで」をモットーにしています。ワイン業界以前は、WEBゲーム業界において、デザイン、システム開発、企画などの現場業務からマネジメントまでと、様々な経験を積み重ねてきました。寝食を犠牲にした分、それが礎となり、今でも役に立っているような気がします。仕事も趣味も多岐に渡りすぎたのか、独立すると、なんでも屋に…笑。今の趣味はダンスから柔術へ。WEBブランディング、ロゴ制作、ホームページ、写真撮影、社内システム整備など、ワイン以外でのご相談もどうぞ。 tessy.work