寒い日が続きましたが、暖かい日が少しずつ増えてきましたね。
春の陽気を感じる日には、気分転換にふらっと散歩をすることにしています。
歩いているとおしゃれな外観のカフェが気になったので入ってみました。
なぜか長居することなく、さっさと食べて出てしまいました。
不味かったからとか、汚かったからいう理由ではありません。
店を出て思いました、やっぱり店の雰囲気作りにおいてBGM(バック グランド ミュージック)も大事な要素だよなぁ、と。
そう、店内は少し大きめの音量で落ち着かないガチャガチャしたBGM。
そこで気になったんです。
BGMは味覚に影響を与えるのだろうか、BGMがワインの味の感じ方に影響を与えるのだろうか、みなさんも気になりますよね、今回はそんなワインとBGMの関係についてのお話です。
心理学者のエイドリアン ノース教授とデイヴィット ハーグリーヴス教授は、スーパーのワイン陳列棚の上にスピーカーを置いて、音楽の種類がお客の購買行動に影響を与えるのか、という実験を行ないました。
実験は簡単なもので、4つのワイン陳列棚があり、そのうち片側2つにフランス産ワイン、もう片側2つにドイツ産ワインを置きます。
公平になるように、それぞれ国のワインは、価格や味わい(甘さ、渋み)が似たものを選びました。
ときどき音楽を変えて、どの音楽が流れたときにどのワインが売れたか、それを観察するというもの。
結果は、興味深いものになりました。
この記事を書いた人は…
ITARU TESHIMA|手島 格
自然派ワイン専門店『ピクール』店主2号。現在、ワインコンサル、ワイン販売、飲食店へのソムリエ派遣など、ワインに関わる多くのことに対応させていただいております。世の人が少しでも楽しく幸せになれるように「楽しませて、自分も楽しんで」をモットーにしています。ワイン業界以前は、WEBゲーム業界において、デザイン、システム開発、企画などの現場業務からマネジメントまでと、様々な経験を積み重ねてきました。寝食を犠牲にした分、それが礎となり、今でも役に立っているような気がします。仕事も趣味も多岐に渡りすぎたのか、独立すると、なんでも屋に…笑。今の趣味はダンスから柔術へ。WEBブランディング、ロゴ制作、ホームページ、写真撮影、社内システム整備など、ワイン以外でのご相談もどうぞ。 tessy.work