覚えておきたいブドウ品種(カベルネ ソーヴィニヨン)

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赤ワインの品種といえば、真っ先に思いつくのは…ピノ ノワール、そして、カベルネ ソーヴィニヨン、これは多くの人が納得するのではないでしょうか。そんな赤ワインのメジャー品種である「カベルネ ソーヴィニヨン」について、今回書いていきたいと思います。

ボルドーで最も有名な品種なので、原産地はボルドーと言いたいところですが、実は定かではありません。ボルドーとも、南フランス、スペイン北部とも、言われています。現在、DNA研究によりソーヴィニョン ブランとカベルネフランとの自然交配によって誕生した品種であることが分かっています。

ブドウの実は色は黒みがかっていて小粒ですが、皮は厚く果肉がしっかりしています。乾燥に強く、水分の少ない土壌を好みます。温暖な気候が適しているので多くの日照量が必要となります。そのため収穫までの期間が長くかかる品種です。手間をかけると(収量が多いと品質は著しく下がる)、そのワイン品質の良さから世界中で栽培される品種となっています。

この記事を書いた人は…

ITARU TESHIMA手島 格

自然派ワイン専門店『ピクール』店主2号。現在、ワインコンサル、ワイン販売、飲食店へのソムリエ派遣など、ワインに関わる多くのことに対応させていただいております。世の人が少しでも楽しく幸せになれるように「楽しませて、自分も楽しんで」をモットーにしています。ワイン業界以前は、WEBゲーム業界において、デザイン、システム開発、企画などの現場業務からマネジメントまでと、様々な経験を積み重ねてきました。寝食を犠牲にした分、それが礎となり、今でも役に立っているような気がします。仕事も趣味も多岐に渡りすぎたのか、独立すると、なんでも屋に…笑。今の趣味はダンスから柔術へ。WEBブランディング、ロゴ制作、ホームページ、写真撮影、社内システム整備など、ワイン以外でのご相談もどうぞ。 tessy.work