覚えておきたいブドウ品種(ピノ ノワール)

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私は好奇心が旺盛で物事には柔軟に対応できるタイプだと思う。今月から東京と福井の二拠点での生活が始まった。都会と地方の行き来は、発見と驚きの連続である。

景色や風景、だけでなく、食べ物、人の考え方や好み、などなど、同じ日本であるのに色々なことが微妙に異なることに楽しさと喜びを感じる毎日だ。好奇心の旺盛さと柔軟さがとても役立っている。

個人的な意見なのだが、ワインを飲むにも好奇心と柔軟さが不可欠だと思っている。あと想像力。今日のブドウ品種は「ピノ ノワール」。

私がこれまで一番飲んだ品種であり、好きな品種。私だけでなく、世界中で多くの愛好家を虜にする魅惑のピノ ノワール。みなさんも色々なピノ ノワールを好奇心と柔軟さ、そして想像力を持って飲んでほしいなと。

ピノ ノワールは、ヨーロッパ東部(ブルゴーニュあたり)原産の品種。4世紀にブルゴーニュ地方で栽培されていた記録が残っていて、すでにローマ時代には栽培されていたとされる。

果皮が薄く繊細なため、栽培が難しく、生産量も少ない。だが、官能的で妖艶な風味を求めて、世界各地の生産者が挑戦する品種である。

この記事を書いた人は…

ITARU TESHIMA手島 格

自然派ワイン専門店『ピクール』店主2号。現在、ワインコンサル、ワイン販売、飲食店へのソムリエ派遣など、ワインに関わる多くのことに対応させていただいております。世の人が少しでも楽しく幸せになれるように「楽しませて、自分も楽しんで」をモットーにしています。ワイン業界以前は、WEBゲーム業界において、デザイン、システム開発、企画などの現場業務からマネジメントまでと、様々な経験を積み重ねてきました。寝食を犠牲にした分、それが礎となり、今でも役に立っているような気がします。仕事も趣味も多岐に渡りすぎたのか、独立すると、なんでも屋に…笑。今の趣味はダンスから柔術へ。WEBブランディング、ロゴ制作、ホームページ、写真撮影、社内システム整備など、ワイン以外でのご相談もどうぞ。 tessy.work